
清澄白河駅より徒歩3分。清澄白河の路地裏で出会う、世界観あふれる古民家。
清澄白河の路地裏に現れるのは、築年数を感じる木造建築。しかし扉を開けると、その印象は一変します。古い梁や柱をそのまま残した空間の中心には、ワインレッドのタイルで包まれた大きな箱。
キッチンやシャワールーム、水回りを一つの建築としてまとめ上げたそのデザインは、古民家というより、まるで異質な建築作品です。
実はこの建物、建築デザイナー・近藤尚氏がゲストハウスとしてリノベーションを手掛けたもの。完成後すぐにオーナーが海外で仕事をすることとなり、一度も使われることなく今回募集されることになりました。
住まいとしてはもちろん、住居兼オフィスやショールーム、ギャラリーなど、この建物だからこそ実現できる使い方が思い浮かぶ、そんな一棟です。

リノベーション途中のような違和感のある外観が鮮烈な印象を残します。路地裏という立地も相まって、知る人ぞ知る隠れ家のような雰囲気。中に広がる空間とのギャップも、この建物ならではの魅力です。


新築では決して再現できない素材感に、デザイン性の高いタイルや照明が組み合わさり、どこを切り取っても絵になる空間が広がります。

現在は床一面に厚みのあるマットが敷かれており、ゲストハウスとして使われる予定だった名残を感じます。なお、このマットは貸主の承諾を得たうえで、原状回復を前提に撤去や床の施工も相談可能。
撤去費用や床施工費は借主負担となりますが、自分たちの用途に合わせた空間づくりをぜひイメージいただきたいです。

キッチン、シャワールーム、洗面、トイレまで一つのデザインとして統一され、生活設備でありながら、この建物を象徴する存在になっています。空間全体のアクセントとして機能している点は、建築家ならではの発想です。

この建物は、古民家でもなく、デザイナーズ物件でもありません。
歴史ある木造建築に、建築家の感性を掛け合わせて生まれた、一つの建築作品です。
完成形は、これから使う人次第。
「用途に合わせて物件を探す」のではなく、「この建物に惹かれて使い方を考えたくなる」。
そんな数少ない一棟です。




