
働く場所を分けられる、南青山の3LDKオフィス
表参道から青山通りを越え、一本奥へ。インテリアショップやギャラリー、カフェ、アパレルショップなどが点在する骨董通りは、南青山らしい感度の高さを感じながらも、表通りの賑わいから少し距離を置けるエリアです。
今回ご紹介するのは、その骨董通り沿いに建つビルの10階部分。
仕事場に必要な機能をひとつの空間へ詰め込むのではなく、働く・話す・考える、それぞれに居場所をつくる。
そんなオフィスの使い方が似合いそうです。

建物は1978年竣工。赤茶色のレンガタイルをまとった外観には、近年のガラス張りのオフィスとはまた違った存在感があります。

室内は82.52㎡の3LDK。
まず目に入るのが、ゆったりと確保されたLDスペースです。
白を基調とした内装に明るい木目の床というシンプルな仕上げで、既存の住宅感は比較的控えめ。窓側いっぱいにデスクを並べるのも、中央に大きなテーブルを置くのも良さそうです。

オフィスとして利用するのであれば、6~8名程度がひとつの目安。
例えばLDを6〜8名ほどの執務スペースとして使い、3つの洋室を「会議室」「代表室」「オンラインミーティング用の個室」として振り分ける構成が考えられます。

人数を抑えて4〜6名程度で使えば、一人ひとりのデスクを広く取りながら、撮影やサンプルを広げる作業スペースまで確保できそうです。
デザイン・設計・広告・WEB制作・アパレルなど、執務だけでなく打ち合わせや制作作業にも場所を使いたい業種とは相性が良さそう。南青山という場所を考えると、美容やウェルネス系の拠点として使うのも考えられます。

3LDKだからこそ、無理に間仕切りをつくらなくても最初から仕事を分けられる。この間取りは、オフィスとして見るとなかなか便利です。

そして、この部屋で忘れてはいけないのが10階からの眺望。
バルコニーへ出ると周囲の建物を越えて視界が抜け、南青山の街並みと大きな空を見渡せます。デスクに向かい続けるだけではなく、少し外へ出て気分を切り替える。
都心で働きながらこうした視線を遠くへ逃がせる場所がすぐそばにあるのは、意外と贅沢なポイントです。

水回りにはキッチン、独立洗面台、浴室、トイレを備えています。特にキッチンは一般的なオフィスの簡易的な給湯スペースとは異なり、しっかりと調理のできる住宅仕様。
撮影や制作で長時間滞在するクリエイティブ系のオフィスや、着替えが発生する業種など、普通のオフィスでは少し物足りない使い方にも応えてくれそうです。

明るく清潔感のある室内に、用途を分けやすい3LDKの間取り。
デスクを並べてオフィスにするのはもちろん、個室を活かして来客スペースや施術室をつくるなど、使い方にはまだまだ余白があります。
美容やファッション、デザインなど、南青山という街との相性を大切にしたい仕事なら、場所そのものもひとつの魅力になってくれそう。
そして、窓の外には10階からの景色も広がります。
働く人にも、訪れる人にとっても、素敵な気持ちにさせてくれる場所。
青山でそんな拠点を探していた方に、ぜひ一度見ていただきたい一室です。





